20年目の「サマージャム'95」




一見くだらないようでいて、するどい洞察力。
東のスチャダラパー、西のウルフルズ、
「男の子には敵わないヨ」と敗北感すら沸く
その詞の感性に、いつ聴いても心鷲づかみですよ。




そして、この作品を発表した時、
「ハヤサカさん、今度のはスチャダラですね?」
と、よくわかっている読者の方からメールをいただきました。


サマージャム (マーガレットコミックスDIGITAL)

早坂いあん /集英社

つかみどころがないイーサン、真面目なジンセイ、年上のミキ。
本名も素性も教えないままに、3人は一瞬の夏を駆け抜けた。
切ない青春を描いた『サマージャム’01』ほか、4編を収録。


7月1日、配信スタートです。
主に2001年に描いた読み切り集です。
ぜひぜひ、読んでください💛
以下、収録読み切りの解説です。


「サマージャム」

2001年の夏に描いた80p前後編。
このお話をいただいた時、緊張のあまり胃がひっくり返りました。
その上、80pも描けるネタを持っていなかったので、さぁ大変。
どうするどうする・・・。
私の場合、困ったときは「男の子を主人公」にしちゃいます。
その方が断然描きやすいので、昔から困ってなくても
よく男の子を主人公で描いていました。
(全然、人気は取れないんだけど・・・)


ただ、ちゃんとラブストーリーにしようと思っていた。
どろどろの三角関係ではなく、しっかり「正三角形」にしようと。

そして、担当さんからの要望、
「前篇の最後はインパクトのある引きにしてほしい。
この際、人が●●●してもいいので」

ええ?!●●●してもいいの・・・?!

私にとって、それは初めての試み。
少女漫画では禁止とはいわないまでも、
使わない方がいい設定だと教えられていたから。

こうして出来上がった作品なのですが、
たくさんのミュージシャンの名前が出てきます。
この件に関しては、また、後日。



「トーキョー♡オーサカ」

「ヤングユー」に初登場した時の読み切りです。
カラーまでつけていただいて、うれしかったなぁ・・・。
しかし、読み返すとこんなアホな話だったのかと。すみません。
私自身「遠距離恋愛経験者」ですが、こんなアホなことはなかった。
「関東の人が関西に嫁いだら驚くことばかりだろうな」と
そう思った事がきっかけで出来た作品です。
難しいことは考えず、さら~っと読んでください。


「可南子日誌」

「高校生の男の子が描きたい、雪が描きたい」
・・・という理由で作った作品。
これを描くために、当時公立高校で事務の仕事をしていた、
アシスタントのu子ちゃんにお願いして、
保健室の取材をさせて貰ったのです。
美人の保健の先生にお話を伺ったり、楽しかったな!
40pほどの短い読みきりなので、
取材をした業務内容を描けなかったのは残念でしたが、
久しぶりに立ち入った、冬の校舎の空気感。
懐かしかった。
行くと行かないとではずいぶん作品の雰囲気は違っていたかもしれません。



「ヌーディストピーチ」

初めて16pという短編に挑戦しました。
このコミックスのページ合わせだったと思います。
内容は、初めての彼ができた大学生の女の子のお話。
いわゆる青春グラフィティ。



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